登山指数Aなのに雨や雪に降られた、という経験をした方も多いのではないでしょうか？
どんどん進化している天気予報ですが、山の変りやすい天気に対応するのはまだまだ難しいのが現実。

特に気象によるリスクがより高い冬山。そのリスクを低減するためにも気象の知識はとても大切です。
一般的に日本海側で降りやすい雪ですが、時に太平洋側で豪雪に見舞わえることも。
そんな予測が難しい冬の天候ですが、だからこそ見られる素晴らしい白銀の世界を、より安全に楽しむためにも学んでいきましょう。

「西高東低冬型の気圧配置」とは何か？といったことをはじめ、山間部で雪が降りやすい山雪型、海岸に近い平野部で雪が降りやすい里雪型など、様々な雪の降り方を学びます。
また、冬の日本海側と太平洋側での天気の違いや、どんな時に太平洋側で大雪になるか、登山はもちろん、普段の生活にも役立つ情報をお伝えします。

雪山に登るうえで切り離して考えることが出来ない雪崩やホワイトアウトなどのリスク、霧氷や氷瀑などの美しい自然現象はどんなタイミングで楽しむことが出来るか、といったことを知ることで、どこの山に登るのがより安全で楽しいかということを判断できることを目指します。

講師は気象予報士の林さん。
気象予報士の資格を保有しているだけでなく、山小屋の小屋番として働き、実際の空を年中観察している山の気象スペシャリスト、そんな方の話を聞くことが出来る貴重な機会。
疑問に思っていることをどんどん質問しましょう！

自分で天気を判断できる登山者を目指しましょう！
写真はイメージです。

■　イベント内容

・西高東低冬型の気圧配置とは？
・冬の日本海側と太平洋側の違い
・太平洋側で大雪になる時
・山雪型と里雪型
・美しい気象現象(霧氷、氷瀑など)を楽しむのはどのタイミングがいい？
・冬山のリスク(雪崩、ホワイトアウト）を避けるには？

■　こんな方に

・天気に興味のある方
・自分で天気を読み取りたい方
・雲が好きな方
・雪山に挑戦したいけどリスクを不安に感じている方
・霧氷や氷瀑を楽しみたい方

■　持ち物

・筆記用具

■　講師スタッフ

■林　真哉
気象予報士 ヤマテン公式アンバサダー
1995年大阪生まれ。
2019年に趣味で登山を開始後、山岳遭難に興味を持ち気象遭難を知る。
高気圧、低気圧を知らないところから気象の勉強を始め、2022年3月の気象予報士試験に合格。
夏は山小屋で働きつつ山の天気を勉強中。関西を中心に主に登山者に天気の楽しさを伝えている。
得意分野は、風や雲からその後の天気を予想する『観天望気』。

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