国際山岳ガイド・天野和明のツエルトビバーク実践講習会
快適なビバークを学ぼう！緊急時のビバークを想定して、着の身着のままツエルトでビバーク体験してみませんか！？
何かアクシデントがあった時の想定で、山中でツエルトビバークをします。
ガイドはこれまでもヒマラヤやアラスカ、ヨーロッパアルプスなので何度も極寒、時に立ったままでビバークを繰り返してきた国際山岳ガイドの天野和明。
持っていても使い方に自信のない方が多い、ツエルト。
そのツエルトの使い方、張り方、ビバーク時の注意点など実践的に講習します。
ビバーク地までと翌日の下降は地図読みしながらバリエーションルートを歩きます。
※台風や、豪雨が予想され翌日の登山の安全に支障をきたす場合には催行中止とさせて頂きます。


【講習内容】
テーマ①ツェルトのみでビバーク
小屋泊登山時のビバークを想定。シュラフやマットは持たずビバークします。火器は使用可
テーマ②読図
道なきバリエーションルートを読図をしながらナビゲーション

【こんな方に】
・安全登山を学びたい方
・バリエーションルートや読図に興味のある方
・ビバーク技術を学びたい方
・ゴミを出さない、自然を愛する方
ツアーレベル登山中級
体力：1日6～8時間程度、標高差1,000m程度を8～10kg程度の荷物を背負って行動ができる方。
技術：地形図から尾根と沢の判別がある程度できる方。

【持ち物】
<ツェルト泊装備一式>
□ レインウェア上下
□ レインスパッツ
□ 防寒具（ダウンやフリースなど）
□ 登山靴　※足首まで覆われたミッドカット以上のものを推奨
□ レイングローブ
□ 帽子
□ 着替え・風呂道具　※縦走のため荷物を預けることが出来ません
□ サングラス
□ バックパック　40L程度
□ ザックカバー
□ スタッフバッグ
□ ヘッドライト＆予備電池　
□ トレッキングポール1組
□ 飲み物2L以上
□ 行動食　※2日分ご用意ください
□ 救急用具（三角巾・38ｍｍホワイトテープ・エマージェンシーシート・絆創膏など）
□ 虫よけ・日焼け止め
□ ビニール袋
□ トイレットペーパー
□ 地図 国土地理院1/25000地形図「大菩薩峠」※防水処置を忘れずに　
□ コンパス　
□ 筆記用具　
□ 携帯トイレ
□ ココヘリ
□ ツェルト一式（張綱など設営に必要と思われるもの）
□ 防水シート(大きさ100×200㎝以上)　レジャーシートやエマージェンシーシートで代用できます
□ 細引（2～4㎜×10m以上）
□ 調理器具(バーナーやアルコールストーブ、コッヘルなど)　※焚火やネイチャーストーブ等は使用できません
□ 食器
□ 食料　夕食と朝食、2日分の行動食は各自でご用意ください　
□ 水2L以上　飲用とは別に調理などで使用する水をご用意ください

※途中で沢の水を汲んで登ります。夜朝食調理分など併せて２L程度が入る容器（プラティパスなど）をお持ちください。
※この企画は携帯トイレを使用、ゴミは必ず持ち帰る、伐採や動植物の採取はしない事は厳守となります


【講師】
天野 和明
・IFMGA国際山岳ガイド
・山梨県甲州市観光大使
・ピオレドール受賞者
・明治大学　山岳部所属
山梨県出身、在住。富士山の日（2月23日）に生まれたこともあり、富士山吉田口のガイドとしても活動している。
山は一期一会、その時その瞬間は2度となく、参加されたお客様にとっての 初めてがより印象的で、今後のみなさんの登山人生に役立つよう、山の楽しさとともに安全、安心を伝えるよう心掛けています。
2009年にはピオレドール賞（金のピッケル賞）を日本人としてはじめて受賞。8,000ｍ峰に6座登頂、
うち５つは無酸素で登頂。好きな山は富士山、尊敬する武将は武田信玄。
国際山岳ガイドでピオレドール受賞、8,500m以上の山の無酸素登頂というトリプルクラウンを持つのは日本人では唯一無二。
【持ち物リスト】登山装備をご確認ください。